メバリング、アジング中にシーバス!ライトタックルでも獲れる、ラインやロッドをご紹介

メバリングやアジングをしていると、シーバスが食ってくることがあります。ライトタックルだから取れない!?と思うかもしれませんが、シーバスやヒラスズキはやり取りさえうまくすれば取れます。今回はメバルロッドとシーバスロッドの違いや、シーバスもとれるラインのご紹介。筆者がメバルロッドで取ったランカーシーバス、また、アジング中のシーバスの対応方法などをご紹介します。

■メバルロッドとシーバスロッドの違い

●負荷対応値が違う

シーバスロッドとメバリングロッドの違いを解説します。単純に狙う魚の大きさが違うので規格が違うのは当たり前なのですが、具体的には負荷の対応値が違うということです。ライトゲームに属するメバリングロッドは、軽いルアーを投げることに適していますし、抜きあげる力もシーバスロッドには劣ります。逆にシーバスロッドはメバルロッドに比較すれば重いルアーもキャストできるし、抜き上げも強いです。どんなロッドでも、これ以上は負荷をかけないでくださいという値が各メーカーが表記しています。その値の違いがメバルロッドとシーバスロッドの大きな違いです。

■どんなラインならシーバスは獲れるのか?

●PE03なら戦える!


ラインはメバリングやアジングをしているので細いわけですが、どのようなラインならシーバスと戦えるかといいますと、PEラインの0.3号以上なら戦えます。現代のテクノロジーはPEラインでも0.1号などが発売されていますが、経験上0.3号以上はないと厳しいかな…という感じです。ラパラのラピノバはコストも抑えられていて、0.3号で十分戦える強度を持ち合わせています。

■ライトタックルでシーバスを獲る方法

●ドラグを緩める!

ライトタックルでシーバスを獲る方法をご紹介します。ライトタックルを使用している時のターゲットとしてはアジ、メバル、カマスといったことが多いですが、シーバスなどの大型魚も不意に掛かることがあります。その場合、フッキングした瞬間に通常とは明らかに違う重さが伝わってきます。そんな時はまずドラグを緩めましょう。ライトロッドでの合わせは大型魚は異物が掛かったと認識しない場合があります。そんな時はタイムラグがあってからダッシュする場合が多いです。ライトラインが切れてしまわないようにドラグを緩めましょう。数回のダッシュに耐えれば後は魚が浮いてきます。シーバスはスタミナが少ないので空気を吸わせてしまえばこちらに主導権が渡ることが多いです。

●ランカーシーバスも条件が良ければ獲れる!


ランカーシーバスも条件さえ良ければ獲れます。根に巻かれてしまうと流石に厳しいですが、時間を掛ければ取れる可能性も十分にあります。73cmのヒラスズキは、根に潜られてしまったが、20分以上粘って浮いたところをキャッチしました。参考ライン:ラパラ ラピノバ0.3号

■不意のシーバスでも戦えるメバリングロッド

●ヤマガブランクス ブルーカレント


メバリングロッドはシーバスには対応していないのでしょうか?メーカーは高負荷での使用は何かあった時の為に記載していませんが、筆者の経験からおすすめのロッドをご紹介します。私はヤマガブランクスのブルーカレント76tiを長らく使用していますが、このロッドでヒラスズキを5本以上(max 70cmオーバー)獲っています。このロッドの特徴は粘りです。ロッドの復元力で曲がった竿がぐいぐいと戻ろうとすると同時に魚を浮かせてくれます。色んなメーカーが高負荷での使用を表立って表記していないので今回は私が実際に大型シーバス、ヒラスズキと渡り合って仕事をしてくたこちらのロッドのみをご紹介します。

■メバルロッドで狙うセイゴ

●ワームなら意外と簡単に釣れるセイゴ

セイゴをメバリングロッドで狙うゲームがあります。初夏に湾内に無数のセイゴ(40cmまで)が入る場合があります。この時期のセイゴは小さなベイトを捕食する傾向がありますので、シーバスロッドではなくてあえてメバルロッドでマイクロルアーを使用することでセイゴゲームが成立することがあります。

■アジング中にもシーバスが

●沖で空気を吸わせることがコツ


アジング中にもシーバスが食ってくることがあります。アジングの場合エステルラインなどを使用している場合が多いので、PEラインよりもシビアにやり取りをしなければいけません。アジングお場合もやり取りの方法は同じで、ドラグを使って目いっぱい走らせながら、シーバスのスタミナが尽きるのを待ちましょう。勝負を急いでしまうと足元に潜られるので時間をかけて沖で空気をわせることを心がけましょう。

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